熊本市の水と風土と文化を後世に伝えるために、湧水や食・土木建築・祭り・風習など有形・無形を問わず、熊本市の水に関するものが【熊本水遺産】として登録されています。
令和4年3月時点での登録数は92件。
ガイド本などには一切載っていないような、なかなかマニアックなスポットも多く、色々な学びがあるため、最近はこの水遺産めぐりに少しハマり気味。
今回は街中のド真ん中の熊本水遺産を発見!
桜の井戸
桜の井戸
ネットで調べると『櫻の井戸』と表記されてるものも複数存在しますが、本記事では『桜の井戸』と表記します。
街中のド真ん中に今も残る井戸を発見!
と言っても、実はここ…数えきれないほど通ったことがある道。
そして、ここに何かオブジェのようなものがあるのは知ってました。
それが井戸で、熊本水遺産に登録されてる場所だったとは…
今まで知らなかった。
こういう発見もあるので、やっぱり熊本水遺産めぐりはなかなか面白い。
場所・駐車場
桜の井戸の場所は、上通り郵便局の目の前。
レンガっぽい赤茶色のタイルが敷かれたマンションの前にひっそりと佇んでます。
と言ったら「え?あそこ?」とピンとくるひとも多いのではないでしょうか。
熊本県民で上通り周辺へ行く機会が多い人であれば、このマンションに見覚えがある人は多いことでしょう。
櫻の井戸は、上通りセントラルハイツというマンションの1階スペースにあります。
桜の井戸の場所はこちら↓
専用の駐車場はありません。
車で行く場合は周辺のコインパーキングなどをご利用ください。
加藤清正が掘った井戸
街のド真ん中に、今でも残されてる桜の井戸は、加藤清正が有事のために掘ったものとされてます。
現在は、安全のために柵のようなものがついてますが、中を覗くと水がユラユラしてるのが見える!
この井戸の水は昔、茶の湯に最適と言われてて城の中でも重宝されてたそうですよ!
このあたりは旧町名が『桜井町』ということから、桜の井戸とつけられたらしい。
今でのこの通りは『桜井通り』というんだって。
下通の町名も覚えれないけど、上通りの通り名は更にわからない^^;
でも、この通りだけはインプットできそうだ。
何度も見てきた、このオブジェ的なものと思ってたものが、こんなに歴史があるものとは!
良い勉強となりました。
桜の井戸 詳細情報
他にも複数の【熊本水遺産】スポットを訪問して記録として記事を公開してます。
今後も少しずつ増えていく予定です。
熊本水遺産スポット記事一覧はこちら↓
熊本水遺産に登録されているところは、熊本市のホームページで確認ができます。
住所:熊本市中央区上通町5-20
いつでも自由に見学可能。
ただし、明るいうちの訪問がおすすめです。
招待していただくことはありますが
掲載店舗から金銭を受け取り書いている
記事は、一切ありません。