なぜか、同じ方面に連続して訪問する予定が入ることが多い私。
最近めちゃくちゃ頻度が高いのは、西区河内方面。
なんか…気が付くと、週何度も何かしら用事ができ河内にいる気がする^^;
このところ、河内方面の記事が多いのはそのせい(笑)
今回そんな最近訪問頻度が高い河内で、とっても神秘的な場所を地元の方に教えてもらいました★
鑪水(たたらみず)
鑪水
(たたらみず)
地元の人に「立ち寄ってみたら?」とおすすめされ、なんだか気になったので立ち寄ってみた。
え?ここ行ける?ってな道を入って行ったので、少し不安だったけど💦
たどり着いて出逢った神秘的すぎる光景に衝撃。
とても透明度の高い綺麗な水が湧き出る場所で、この湧き出てる場所がすごく神秘を感じます。
鑪水の場所は集落の中!
鑪水の場所は、河内小学校や中学校の裏あたり。
河内総合支所の裏を500mほど進んで行った場所に、ひっそりとあるスポットです。
集落のカナリ細い道を、奥の方まで入って行った場所なので、大きな車で行くのは大変かも。
地元の人はみかんのトラックで慣れた様子で離合されたけどね^^;
鑪水の場所はこちら↓
周辺にはたくさんの民家があるので、訪問する際には地元の方たちの御迷惑とならないよう気をつけましょう。
ちなみに帰りは、先は行き止まりなのか…カナリ細い道で通行可能なのか…わかりません。
私の車では無理だと判断してUターンできそうな場所まで、焦って長い距離バックしたました。
河内小・中学校が見えたところで、広い場所を見つけ戻った方が良いと思います。
鑪水の駐車場は注意が必要
ギリギリ1台分の駐車場がありますが、大きな車を入れるのは道路にはみ出てしまうかも⁈
私が訪問した際には、人はいなかったんだけど他の車が入ってて💦
道路に車を放置した状態で、急いで見学した形になってしまった…。
本当はもっとゆっくりと見たかったんだけど、離合ができるような場所でもないので、車がこないか気になりまくりでそそくさ退散💦
今度訪問する際には、どこか近くの広い駐車場に停めさせてもらって歩いて訪問したいと思ってます。
こういうときバイクなどは良いよねー。
大イチョウの根元から湧き出す水
とても綺麗な水の池の元を辿ると…銀杏の木の根元にぽっかりと大きな穴が開いてます。
なんと!この綺麗な水は、このぽっかり開いた穴から流れ出してきてるー!
ここから水が湧き出てきてるらしい。
このスポットを教えてくれた地元の人から、この話は聞いてたんだけど…
実際に目の前にすると、その神秘に驚く。
一体、どうなってんの?
不思議だよねー。
すごく神秘のパワーを感じます。
あまり普段はこういうの気にしないけど、撮った写真にピンクのオーブが写ってると思う。
ピンクのオーブの意味を調べて、妙に納得した。
すごく心地よいな、この場所。
最近、自分にとってすごくパワースポットと感じる場所にたどり着くことが多い気がする。
例えばここね↓
このブログでも、なんかスピリチュアル的なこと書くことが増えたもんね^^;
変なことにのめり込んでるわけじゃなく、ホント偶然なので軽くスルーして大丈夫です(笑)
私はやっぱり、綺麗な水が流れる場所がすごく相性良いな。
ここは本当、もっとゆっくり滞在したかった💦
今度は歩いてリベンジ行く!
樹齢600年以上の大イチョウ
水が湧き出る元を外に出て見上げると、大きなイチョウの木。
樹齢は600年以上とのこと。
説明の看板が、ところどころ消えかけてる💦
この大イチョウは、熊本市指定保存樹木となっているそうです。
銀杏の葉が色づいた時も見てみたいなぁ。
今から45年くらい前の昭和54年に、枝の落下などで周辺に被害が出ないよう、頂部の切断を含む剪定作業が行われたそうなので、以前はもっと大きかったんでしょうね。
といっても、45年経てばまた剪定された時より、カナリ大きくなってるんだろうけど。
鑪水のたたらとは?
そもそも鑪水の“鑪”とは、どんな由来なのかと調べたところ…
『鑪水』の『たたら』とは、日本古来の製鉄法のこと。
河内町には市指定史跡になっている、水を流し砂から鉄分を分離する砂鉄水路跡もあり、昔この『鑪水』が製鉄に使われていたと言われています。
小さな鯉がたくさん泳いでたよー♡
古名は【轟水】だったそうで、肥後國誌によると熊本の三轟の1つとされています。
もう1つは、有名な轟水源…あと1つは合志にあるらしいんだけど、それはまた今度調べてみます。
ここ鑪水は、熊本水道遺産や平成名水百選にも選ばれてます。
ちなみに、周辺には『鑪』という苗字の家が、数軒あるらしい。
『鑪さん』って…心当たりがあるな。
河内の人なのかな?と、この時思った。
年間を通し16度の水温
この神秘的な鑪水の水温は、年間を通して16度なんだそうです。
冬はあったかく、夏は冷たい。
氷がなかった時代には、有明海で獲れた魚を夜中まで、ここから湧き出る水で冷やし、魚商の人たちが夜が明けないうちに魚を馬に乗せ売りに行ってたらしい。
金峰山を越えて熊本市内へ、古閑坂を越え植木方面へ…
大変だっただろなぁ…。
こういうところで歴史を知り、当時の様子を想像するのが好きだったりする。
大津波に襲われた歴史
最近、雲仙普賢岳の噴火から33年が経ったとニュースでもやってましたが、あの噴火は198年ぶりの噴火だったとされてます。
200年以上前の噴火では、この集落は噴火の影響で大津波の被害があったそうです。
その際、この鑪水の大きなイチョウの木には、たくさんの家財道具などが引っかかってたらしい。
家財道具が引っかかるとなると、当時すでに大きな木だったことがわかるし、どんな大きな津波だったんだろう💦と恐怖を感じます。
一度も濁ることがない水
200年以上前、大津波で集落は壊滅的な被害を受けたそうですが、ここ鑪水は変わらずイチョウの木の根元の穴から綺麗な水が湧き出していたらしい。
今だに濁ることがなく『一度も濁ることがない水』と言われてるんだとか。
マジで神秘すぎる!
また、地元の人たちの話だと、大津波で海水に浸かった際も、この真水のおかげでこのイチョウの木は枯れなかったと言われてるとのこと。
うむー。確かにそうかも。
鑪水 詳細情報
とっても神父的な素敵な場所を教えてもらい感謝!
ここはまたゆっくり訪問したいと思ってます。
イチョウが綺麗な時期に訪問することも覚えておきたい★
ちなみに、本記事の内容は“諸説あり”の歴史が含まれてますので、その点はご理解・ご了承ください。
追記:この鑪水をきかっけに、熊本水遺産めぐりを始めてみました。
他にも複数の【熊本水遺産】スポットを訪問して記録として記事を公開してます。
今後も少しずつ増えていく予定です。
熊本水遺産スポット記事一覧はこちら↓
熊本水遺産に登録されているところは、熊本市のホームページで確認ができます。
住所:熊本市西区河内町船津2364-2
道が狭いので、近所の方に迷惑とならないよう気をつけましょう★
いつでも自由に見学可能
招待していただくことはありますが
掲載店舗から金銭を受け取り書いている
記事は、一切ありません。