熊本地震から約7年。
いろいろな苦労がありながら復活してきた私たち…
今回、県外の人はもちろん熊本県民にも、ぜひ行って欲しいと感じる施設を発見しました。
熊本地震震災ミュージアムKIOKU
2023年7月15日にOPENした施設。
熊本地震震災ミュージアム
KIOKU
熊本地震の記憶や経験・得られた教訓を後世に伝える回廊型フィールドミュージアム『熊本地震 記憶の廻廊』の中核拠点施設として整備された施設です。
以前、ニュースで見た際に気になってた施設なんですが、なかなか足を運ぶ機会がなく、今回初訪問。
とても綺麗な建物が完成してました!
熊本地震の際の色々な資料や阿蘇の歴史が展示されてます。
改めて色々なことを考える機会となりました。
場所・駐車場
熊本地震災害ミュージアムKIOKUがあるのは、東海大学の阿蘇キャンパスがあった場所ですね。
過去にワンピース像『ロビン像』を見に行き、このブログにも登場してます^^
ロビン像の除幕式直後に見に行った際は、周辺がすごく荒れた様子でしたが💦
今回、行くまでの道も旧東海大阿蘇キャンパスも、とても綺麗に整備されてて驚き。
※そのまま爪痕を残してある場所もあります。
奥の建物は、解体工事がされてたので、今後また少し風景が変わるかもしれませんね。
熊本地震震災ミュージアムKIOKUの場所はこちら↓
施設の前に広い駐車場が準備されてます。
観光バスなど大型の車両も駐車可能。
大型バスなども駐車可能ですが、団体での訪問の際は事前に予約が必要のようです。
団体で訪問する時の詳細は、公式サイトでご確認ください^^
公式サイトはこちら↓
期間限定シャトルバスの運行
立野駅から熊本地震震災ミュージアムKIOKUまで、期間限定のシャトルバスの運行がスタートしたようです^^
バス…じゃないな。
ジャンボタクシーでの運行とのこと。
ほかのお客さんとの相乗りとなります。
《運行期間》
2023年11月18日から2024年3月24日まで
《運行日》
土・日・祝日
《料金》
1人1000円(往復)
※子供同額
事前に予約が必要のようです。
帰りはヨ・ミュール展望所にも寄って、15分滞在するので展望所からの立野狭の景色を楽しむこともできるそうです。
ヨ・ミュール展望所記事はこちら↓
シャトル運行の詳細は、公式サイトでご確認ください。
公式サイトはこちら↓
シャトル運行期間中は、JRで行くこともできますね♪
館内見学の料金
熊本地震震災ミュージアムKIOKUは、有料エリアがあります。
こちらへ入るためには、入場料が必要です。
大人:500円
中学生:400円
小学生:300円
県内の学生さん!ぜひ、お勉強しに行きましょう。
県内在住の小・中・高校生は、身分証を持参してください^^
学生証や名札などでも可能とのこと。
開館時間・所要時間
9:00から17:00まで
祝日の場合は、翌平日がお休み。
また、年末年始(12/29~1/3)もお休みとなります。
60分から90分が目安
こちらは公式サイトによる情報です。
全てを隅々まで資料とか読んで見て回ると、90分以上かかるかも⁈
ゆっくりと時間を取って訪問して欲しいです^^
展示室1(有料エリア)
入館料を払って、早速有料エリアを見学していきます。
展示室1のテーマは、
【『その時』の記憶をたどる】
入るなり、衝撃的な光景…。
熊本地震の時に止まった時計や、傷だらけになった阿蘇大橋の看板、ぺっちゃんこに潰れてしまった車などが展示されています。
熊本地震の大きさや被害状況の記録。
当時の避難所の様子なども展示されていますよ。
私は家がダメになりましたが、ありがたいことにすぐに県外から多くの個人的な支援があったこともあり、車中泊とプチボランティア活動のようなことをして過ごしてたので、避難所は利用してません。
そのため、ほかの避難所の詳しい様子を見るのは初めてかもしれない。
知らない人との共同生活は、良い面もあるけど大変だっただろうなぁ…
避難所に物資持ってったとき、お互い切羽詰まった余裕のなさから生まれる大喧嘩の止めに入ったこともあったなぁ…と懐かしい記憶が色々蘇りました^^;
【熊本地震その時シアター】
こちらの中や映像は撮影禁止なので、画像はありませんが、熊本地震が発生した時の様子や振り返る映像が上映されてます。
いやぁ…ホント色々なことを思い出しますね。
展示室2(有料エリア)
展示室2のテーマは、
【熊本の大地を知る】
広い展示スペースで、色々な資料を見ることができます。
熊本地震発生のメカニズムや、被害があった場所などを学ぶことができるコーナー。
地震の時に、どのようなことが起こっていたか、実際に実験ができる道具なども置いてありました。
こういう道具を使って実験をしてみると「こういうことか!」と、想像しやすくてわかりやすい。
布田川断層剥ぎ取り標本なども展示されてました。
これをね…どうやって標本にしたのか?
この技術がすごい!と…私は、また妙な方向から気になってしまう(笑)
各展示室には、ガイドさんの姿もあり詳しい説明をしてくれます。
すごく丁寧で親切!
阿蘇の歴史なども教えてくれるので、すごく勉強になるエリアでした。
展示室3(有料エリア)
3つ目の有料エリアは、順路の通りに回ると無料エリアをまわった後に戻ってきて見る流れになります。
無料エリアは、のちほど載せてますが、先に有料エリアとなってる『展示室3』を載せます。
展示室3のテーマは、
【自然とともに生きるためには】
この【展示室3】では、普段から準備しておきたい防災グッズなどが展示されてます。
地震後しばらくは、我が家も防災バッグを常に持ち出せるところに準備してたけどね…
喉元過ぎれば何とやら…的な感じになっちゃてることを反省。
しっかりと備えておきたいですね。
この【展示室3】の中には、全国から届いた応援メッセ―ジなども飾られてました。
メッセージを書くコーナーもあるので、訪問した際には、こちらのメッセージもぜひ!
今回訪問した『熊本地震震災ミュージアムKIOKU』は、回廊型フィールドミュージアム『熊本地震 記憶の廻廊』の中核拠点施設として整備された施設と最初にお伝えしましたが、この『熊本地震 記憶の廻廊』は、9つのまちにより構成されてるそうです。
ほかにも、同じように熊本地震について学ぶことができるスポットがあるそうなので、この『熊本地震 記録の廻廊』をまわってみるのも良いかもしれませんね。
被災した1号館(無料エリア)
ここからは無料エリアなので、誰でも見学が可能です。
新しく完成した施設の建物を出て、歩いて行くと東海大学阿蘇キャンパス『1号館』となってた建物があります。
この1号館をはじめ、東海大学阿蘇キャンパスは、大きな被害が出ました。
近くには、亡くなった方が多かった1番多かった集落などもあります。
阿蘇大橋も近くにあり、この辺は被害状況が深刻だった場所。
建物の中は、地震の影響により入ることはできませんが、そのままの状態で保存されています。
外から中の様子を見ることができますよ。
また、建物の目の前には、大きくヒビが入った地面。
はっきりと断層がわかる場所も保管されてます。
この地表断層は、キャンパス全域を貫いて長さは1キロに及んだそうです。
この断層が、1号館のほぼ中央を通過したとのこと。
もし熊本地震が発生したのが、昼間でたくさんの学生が授業を受けていたとなると…と想像すると怖いなぁ。
ロビン像(無料エリア)
こちらも無料エリアなので、誰でも見学することが可能です。
熊本地震復興プロジェクトの一環で、県内各地に設置されたワンピース像。
こちら熊本地震震災ミュージアムKIOKU(旧東海大学阿蘇キャンパス)には、ロビン像が設置されてます。
このロビンちゃんね…華奢でセクシーで可愛いんだよなぁ!
入口で有料施設とロビン像、どちらが目的か確認があるので、ロビン像だけが目的の人は、係りの人に伝えると、そのままロビン像を見に行くことができます。
ただ…もう何度も言うけど、できれば1度は有料エリアも見て欲しい!と私は思うなぁ。
ワンピース像は、全制覇して過去に紹介してます。
阿蘇は設置されたワンピース像が多いので、複数の像をはしごするのも良いかも。
ワンピース像の記事一覧はこちら↓
1日で全像巡りツアー記事も公開。ワンピース像10体をめぐるドライブ記事はこちら↓
企画交流ラウンジ(無料エリア)
ぐるりと施設内を1周して、受付へただいま!
とても見ごたえがある素敵な施設でした。
受付横には、広々としたラウンジがあります。
ここは無料のエリアとなっているので、入館料を払っていない人でも見ることができます。
熊本地震に関する記録や資料を映像で見ることができますよ。
またパネルなども展示されてます。
中でも私の中で「マジでこれ!」と思ったパネルがこちら!!(笑)
SNSで流れてくる情報、本当に正しいか確認してる?
あのね…地震の時、ホントなんなの!この状況でそんなアホみたいなこと信じてる場合じゃないでしょ!って思うことが多々あったんですが…
落ち着いてから、いろいろな人の思い出話を耳にする機会でね…驚くほど“ピュア”なのか?人の意見に左右されやすい人なのか?…いるんですよね💦
あの時は信じたよね!って…言う人。
いやいやいや…逆になんでそれ信じたの?大丈夫か?この人…って人。
だいたいこのタイプの人は、地震の後も度々しょーもないネタで騒いでること多いと私の中では思ってるんですが💦
ホント、これは混乱を招いて人の迷惑になるので、マジで気をつけたいものです。
少しだけですが、カンパンなどの防災グッズやワンピースグッズなど、お土産が購入できるコーナーもありました。
このワンピース像のフィギュアも人気のようですね!
実物…結構小さいんだな。
私の中ではこのフィギア、もっと大きいものと思ってた^^;
熊本地震震災ミュージアムKIOKU詳細情報
今回は思いつきでフラっと立ち寄ってみた熊本地震震災ミュージアムKIOKU。
熊本地震を風化させないために、すごく良い施設だなぁと感じ、とても良い学びの時間となりました。
おすいの蓋までくまモンが使われるようになったのか^^;
ホント、この子どっこにでもいますね(笑)
県外の人はもちろん、熊本地震を体験した熊本県民にも、ぜひ1人でも多くの人に行って欲しいなぁと感じる施設です。
阿蘇方面に行く機会があればぜひ!
ちなみに、私…最近なんかすっごく県外からの観光客のようなコースを巡るドライブが多いんですよね。
阿蘇火山火口見学とかも、この震災ミュージアムKIOKUに行く数日前に行ったばかりだったし^^;
狙ったわけでも、計画したわけでもなく偶然なんですが(笑)
自分が暮らす県の観光スポットって、逆に行く機会がなかったりするけど、改めて熊本の良さを知る良い機会になります。
たまには、ド定番の熊本観光スポットに行ってみるのも面白くおすすめです^^
住所:熊本県南阿蘇村河陽5343-1
電話:0967-65-8065
営業時間:9:00~17:00(16:30最終入館)
休館日:毎週月曜日
※祝日の場合、翌平日が休館
※年末年始12/29~1/3まで
公式サイト:熊本地震震災ミュージアムKIOKU公式
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